シークラ fishing blog

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【チニング】フリーショットリグQ&A

こんにちはシークラです。

まれにフリーショットリグ系について質問を受けるので、僕なりにチニングで使用している中で気が付いた事や、リグのコツなどをQ&A形式でまとめておきます。

 


【フリーショットリグとは】

フリーショットリグは、ダウンショットリグにおいてフックにラインを結ばず、フックアイにラインを通す事でワームをノーシンカー状態にさせることが出来るリグです。

フックが常に上向きなのも気分的に良いですね。

【チニング】 釣れる気がするフリーショットリグのススメ - シークラ fishing blog

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【フリーショットリグの発祥】

僕はダウンショットの進化系として、今から15年以上前にバス釣りをしていた際、先輩から教えてもらいました。その時は離れたストラクチャーにノーシンカーワームをゆっくり落とす方法として使用していました。簡単なリグですし発祥はわかりません。

インターネットで同様のリグを検索すると根魚用に活用している藤田プロが命名した「フリーショットリグ」の名前が腑に落ちたので私もこの名前で呼んでいます↓

https://www.purefishing.jp/blog/2014/06/_httpbloglivedoorjpgenki52714.html

 


【フリーショットリグ×チニング 】

(ポイント)

チニングでの基本的な考え方は、長い距離ワームをフォールさせるのではなく、底付近でノーシンカー状態にすることです。

小さくしゃくってテンションフォール、ステイを中心にアクションさせます。ズル引きでは特にメリットを出す事はできないと思います。

 


Q:フリーにする距離は何cm(ウキ止めゴム)

A:ウキ止めゴムは5〜15cmに設定するのが使いやすいです。縦のストラクチャーをポイントで打つ場合や近くの石畳などを前打ちの様に探る場合は30cm程度にしています(これはフォール重視)


Q:チニングで一般的に使われているフリーリグとの違いは?

A:大きくはフックが直結か結ばれてないかと思います。フリーリグも適切に使用するとワームがふわふわしますが、テンションフォールをかけすぎたり、シンカーが重かったりするとワームはシンカーと同調して動いてしまいます。テキトーにしてても着底時に発生するノーシンカー感を確実に出せるのがフリーショットリグかと思います。

 

Q:シンカーとフックの間に緩衝材を入れた方が良いか?

A:これは入れたほうが良いです。ウキ止めゴムを入れシンカーの結び目を保護する事をお勧めします。濁りなどで音を出したならビーズがお勧めです。


Q:フックがフリーでバイトが判るのか?

A:フック直結とほぼ変わらずバイトが判ります。これは個人的な感覚によるものですが、構造的デメリットほど差を感じたことはありません。


Q:リグ強度は問題ないか?

A:同じ仕組みでメジロクラスも普通に上がりますので、リグとしては問題ないのかと思います(フロロ2.5号)

負荷のかかる結び目の保護の為にウキ止めゴムを入れた方が安心です。

 


Q:どっちのリグが釣れるのか?

A:チニングはどのリグでも釣れます。仕掛けの差なんて場所やタイミングの差に比べると些細なものです(たぶん)


Q:フックの制限はあるか?

A:特にありません。ワームによってはラインと干渉し滑りが悪いことがありますので、コイル付き(ワームキーパー)のオフセットフックを用いることもお勧めします。その場合はアイの向きが90°変わるので小さなスナップかリングをかませてそちらにラインを通します。

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【まとめ】

チニングにてフリーショットリグを使用する際に注意するポイントなどQ&Aの形でまとめました。

テキサスリグやフリーリグで反応がイマイチな時、気晴らし程度に試していただければと思います。